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食べ物

食事といえば基本はカレー。さらっとしたスープでココナッツミルクと見慣れない香辛料を使うが、それほど癖はない。辛いものもあるし辛くないものもある。通常、鶏肉なら鶏肉だけ、野菜なら野菜だけのカレーが1皿に盛られていて、みんなで分けて食べる。通常、牛肉のカレーは辛いし、豆のカレーはは辛くない。地元の人も辛いものは辛いらしく、スースー言いながら食べている。
(c)岡田朗考

紅茶はもちろんおいしい。よい紅茶はもっぱら輸出用になると何かで見たが、街中のレストランで出てくる紅茶も日本よりずっとよい。濃いのに渋くなく、アロマもテーブルの上に置かれてから飲み終わって鼻に抜けるまでしっかりある。 砂糖を入れないと、何で入れないのかとしつこく勧められることがある。暑いのに地元の人はアイスティーを飲まない。日本から持っていったサントリー烏龍茶を飲んでもらったところ、strong という答えが返ってきた。砂糖を入れないのかと。
(c)岡田朗考

ビールは、飛騨高山ビールにスリランカ人のブリュワがいるくらいで期待して行ったが、やはりうまい。イギリスの植民地時代に技術が入ったからか、アイルランドスタイルのエール (スタウトやアイリッシュエール) がよい。コクが強いが、それでもよいビールは暑いところでもうまい。左の2本はライオン、右の2本はマッカラム「スリーコインズ」。

地元の人にスリランカで一番おいしい食べ物はと聞くとフルーツという答えが返ってくる。特にバナナはおいしい。濃い甘さにかすかな酸味も感じる。街中ではつるして売られていて、上から補充して黄色になった下のほうを買う。
(c)岡田朗考

道端で売られていたランブータン。1個数円。ふさふさの赤い毛の生えた殻を割ると、ライチとぶどうの間のような味の実が。


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