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ドイツ - ビール南部編

ヴァイエンシュテファン

ミュンヘンから電車で50分、フライジンク (Freising) 市の郊外にある世界最古のブルワリを訪ねる旅。レストランもあると聞いて行ってみることにしました。

これはフライジンク駅からの遊歩道。ドイツは遊歩道や自転車道が良く整備されています。鴨も歩いてました。標識はWeihenstephanまで歩いて行けることを示していますが、徒歩30分かかった。平日は1時間に3本、休日は1本バスもあり。

標識に従って歩くと、ミュンヘン工科大学の建物が点在する場所に来ます。Braustuberl(ビールの部屋、3文字目のaと7文字目のuにはウムラウトが付く)という標識を見つけたので、さらに歩くと大きな看板が。そして入口は大学の中らしく地味でした。

中はこんな感じ。ほかにバーのような部屋がいくつかと、ビアガーデンもあります。ヴァイエンシュテファンと言えばヴァイツェン(小麦ビール)。グラスもヴァイツェン専用で、外形といい溝の切り方といい洗練されています。左側がふつうのヴァイツェン、右側が濃色のデュンケルヴァイツェン。

これがビールのメニュー。左半分がラガーで、上からORIGINAL hell(ヘレス)、TRADITION DUNKEL(デュンケル)、EDEL-PILS(ピルスナー)、KORBINIAN(ボック、年の前半だけ)。

右半分がヴァイツェン(KRISTALを除き酵母: HEFE入り)で、上からふつうのヴァイツェン、DUNKEL(デュンケルヴァイツェン)、LEICHT(ライト)、ALKOHOLFREI(アルコールフリー)、KRISTAL(透明)。

ヴァイツェンだけでも非常にユニークで、KRISTALは外見はピルスナーなのに味はヴァイツェン。アルコールフリーヴァイツェンも是非試したかった。

値段は500ccで300円弱。街中のレストランより安い。メニューにはマルクとユーロと両方表示してある。ちなみに食べ物も良い。値段は普通。

ミュンヘン市内のドイツ博物館。ここはかなりおもしろいです。2万ボルトの放電実験をやってたり、黒焦げになった宇宙船ウォストークが置いてあったり、いろいろあります。

世界で最も有名なビアレストラン、ホフブロイハウス。壁にHBのマークがあります。バイエルン王室の御用醸造所だったり、ドイツ労働党(ナチスの前身)が最初の党大会をやったとか、華々しい歴史があります。中は観光客でいっぱい。飲んでいるのはヘレスで、1リットルだけです。本来ヘレスはモルティさが残ってるはずですが、ヴァイエンシュテファンのピルスより薄い。。。


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