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チェコ

Regensburg から Schwandorf, Furth im Wald と1日数本のローカル線を乗り継いで、Plzen へ向かって国境を越える。こんな細かい乗り換えを調べられるのも、ドイツ鉄道ホームページの路線検索サービスのおかげ。国境を越えて間もなく車内でパスポートコントロール。

通貨はコルナ (Kc)。1コルナ = 4.0円。ユーロへ参加するからか、最近はコルナ高のようだ。それでも、さんざん飲んで食べても500円、街をはずれれば200円以下で十分。

近代ビール、ピルスナー発祥の地、ピルゼン (チェコ語ではプルゼニュ)。ピルスナー・ウルケル (チェコ語ではプルゼニュスキー・プラズドロイ) を訪問。入口の門は創業以来のもので、ビールのマークにも入っている。中は近代的な工場だが、100%生ホップ、3段階デコクションマッシングなど当時の製法を守っている。

見学ツアーに参加。木桶発酵ビールを飲ませてくれる。チェコピルスナーと言えば切れのよいピルスナーを想像していたが、丸く、かすかに甘みさえ感じる。複雑な味で良い。

レストランではダークビールも飲める。でも普通のプラズドロイだけ飲めばいい。今回の結論としては、そこの名物ビールだけ飲めばいい。

ピルゼンからプラハまで電車で1時間半、の予定がメンテナンスのためか途中代行バスに乗ったため2時間。チェコ国鉄はよく遅れる。プラハは街中をトラム (路面電車) が網羅していて便利。24時間動いている。切符は1回8Kc (32円) で15分まで乗れるもの。ちなみにインターネットカフェは1分1Kcもする。地下鉄は9月の洪水の影響でまだ動いていない。車の写真はチェコ国産車のシュコーダ。ドイツにも輸出されていて、たまに見かけた。最後の車はスバルSVX (過去の名車らしい。。)

市内は中世の街並が残る。はんらんしたプルダヴァ川の向こうに見えるのはプラハ城。さらにプラハ城から見下ろす市街。

プラハで最も有名なビアレストラン、ウ・フレク。酸味があるが飲みやすい黒ビール。重厚な内装。朝一番だったのですいている。

ブドヴァイゼル直営のビアレストラン、ウ・メドヴィードクー。ブドヴァイゼルは Budwiser。あのバドワイザーの本家は実はこちらで、両社の間では訴訟が絶えない。今月も日本であり、本家が敗訴した。レストランではやはりチェコ名物の黒ビールも飲める。

ピルスナー・ウルケル直営のビアレストラン、ウ・ズラテホ・ティグラ (金の虎)。クリントン大統領も訪れたらしい。夕方に行ったため混んでて飲めず。ピルスナー・ウルケルが世界一のピルスナーなら、プラハでもっともうまい淡色ビールが飲めたはずだが、残念。カウンタでは休み無しにピルスナーがつがれていた。

街の中心部の自家醸造レストラン、Pravni Novomestsky (新市街酒場) の店内。天井はホップでびっしり。

洪水の影響からか乗る予定の電車の発車時刻が1時間近く早くなったことに気付かず中央駅に行ったため、3時間ほどプラハに余分に滞在。写真はプラハ中央駅


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