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交通

レンタカーで compact クラス、Volkswagen Golf 相当ということで予約したが、 チェコ第一の自動車会社シュコーダ (Skoda) の小型 RV 車、Karoq だった。 5日間で保険込み1万5千円と安くて快適。 石畳に対応するためか足回りがちょっと柔らかかったけど、高速でもふらつかず、 7速 AT はスムーズ。 時速160キロまで対応した自動追従、360度センサなど、 機能面ではドイツ車に負けてないと思います。 メーターパネルは液晶。

古いシュコーダ。以前は街の中がみんなこんな感じだったが、 EU に入ったからか10年でデザインも機能もよくなった。 右はプラハで唯一見た SUBARU。

標識は親切。工事が多くて時に逆方向にう回させられるので、 カーナビより標識を信じて走る。 プラハ近郊の高速道路は有料で、 10日間1500円くらいのステッカーを買ってフロントガラスに貼るらしいが、 レンタカーには最初から付いていた。

高速道路の制限速度130キロが表示されたカーナビの画面。 右の写真は町の名前に斜線が入って街の終わりを示す標識。 制限速度は町の中は50キロ、町の外は90キロなので、 この標識があるとこのような田舎道でも多くの人が90キロまで加速。

借りた車はディーゼルだったが、ガソリンはメタノール 5% 添加なのか Natural 95 のように書いてある。軽油もガソリンもリッター165円くらい。 環境税のため日本よりガソリンが1割ちょっと、軽油が3割ちょっと高いが、 都会も田舎も値段が変わらない。 給油後にレジでポンプの番号を言ってクレジットカードで払う。

ヨーロッパでよく見る信号のない回る交差点、ラウンドアバウト。 自分が大きな道路を走っていても中を回っている車のほうが優先なので、 つい突っ込みそうになる。 カーナビは、例えば四つ角を直進するなら Take the second exit のように案内する。 円の中心には花壇があったり、ホップの町ジャテツではビールの樽があったり。

Pivovar Cerna Hora から Pivovar Dalesice に向かう途中にあったリンゴの街路樹。 体感の糖度は市販の半分くらいでシャキシャキしていて食べられなくはない。 最後の写真は Pivovar Cerna Hora にあったプルーンの木。味は日本と同じ。

プラハやブルノの中心部では駐車場を見つけるのが難しい。 プラハ郊外や観光地では、 1時間250円、1日2千円くらいのパーキングチケットで留められることが多い。

トロリーバスとレトロなトラム。ブルノにて。

プラハのトラムは新旧の車両が入り混って走っている。 新しい車両は静かで液晶の案内板も。中心部は5から10分おきに来るが、 けっこう混んでいる。車内は静かで、聞こえてくるのは中国語くらい。

ジャテツから南東に約 20km、Poddzbansky Pivovar の近くにあった田舎の無人駅、 Mutejovice 駅。日本と同じく地元の高校生のたまり場。 都市間は鉄道よりバスのほうが安くて便利なようで、 田舎でも屋根付きのバス停が多い。

プラハの地下鉄。 Museum 駅はトンネルの壁がディンプルのグラデーションできれい。 自転車も乗れる。

プラハは地下鉄もトラムも切符が共通で、24時間券が550円。 大きい駅ではクレジットカードで切符を買える。 改札口に扉はなく、黄色の箱に差し込んで時刻を刻印する。 弟は私服の係員の検札に会ったそうな。


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