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上海の風景

魔界都市と呼ぶにふさわしい上海の街。

浦東開発区

上海で今もっとも熱い、新しいビジネスの中心地。

東方明珠。468mあり、世界で3番目に高いテレビ塔。ニューヨークと言えば自由の女神、シドニーと言えばオペラハウスのように、上海のランドマークとしてしばしば登場することになるでしょう。英語名Pearl Tower。

展望台(390m)からは上海の街が一望できます。都庁より高い建物がたくさん。

開発区内はあちこちで工事中。まだまだ高層ビルが建ちます。

上海で一番高い、金茂大厦からの夜景。

浦東から外灘へ向かう黄浦河の渡し船より。

外灘の夜の風景。横浜に似ていて、洋館が多い。

豫園

清時代の上海地方の役人が作った庭園。小籠包もここから生まれた。

家具も立派。写真は木の根でできている。もちろん清の時代に作られた。

園内いたるところに飾られた竜。しかし、皇帝のシンボルである竜を飾ったことにより、豫園は皇帝に没収されてしまう。竜は本来爪は5本だが、豫園の竜はみな3本か4本。これで竜ではないと主張したらしいが、よだれを受ける蛙もいて、その主張は受け入れられなかった。

投資

市民による株式投資は盛んで、本屋の株式書籍コーナーを見ても投資の技術レベルは日本に勝るとも劣りません。


浦東開発区から歩いて10分にある、上海証券交易所。テレコムセンターと形も大きさもそっくり。しかし、特に外人には絶対に見学させてくれないそうです。ちょうどCCTV(中央電視台)のニュース番組で江沢民が見学している様子が写ってました。取引は完全に電子化されていて、実に整然としています。まあ見学の前に片付けただけでしょう。

お決まりの牛(bull)はいましたが、相棒の熊(bear)がいません。上げ相場のことしか考えてないのでしょう。先行きが気になります:-)

このまわりには人民元を発行している中国人民銀行もあり、銀行や証券会社が集まった金融センターとなっています。

デパートでみつけた、モトローラの携帯端末。右上の「股票」が株価チャートのアイコン。

コンピュータ屋さんの店頭では、株価分析ソフトを展示していることが多い。

上海市第一医薬商店

ビルまるごと1棟全部薬局。

中には医者も常駐していて、その場で簡単に診察して適当な薬を選んでくれる。

なにやら怪しげな検査を受ける王さん。

いわゆる、明るい家族計画。こんなものはまだ想像がつくとして、

入れ歯および歯医者の道具、

人工肛門まで。。。


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